頼りになる!ひとり親家庭等医療費助成制度

シングルマザーのお金

最近は「学費」の話題が続いていましたが、 今日は少し視点を変えて、ひとり親の医療費を助けてくれる制度のお話です。

私自身、シングルになりたての頃に体調を崩し、数日間入院したことがあります。
まだ小学生の子供を家に置いての入院、近くに頼れる親戚もいなくて、
ご飯をどうしよう、洗濯は?等々、気持ちも生活も不安定な時期でした。

そのとき救われたものの一つに、ひとり親家庭等医療費助成制度があります。

私の場合、入院費は1日あたり500円。 5日間の入院で、自己負担は2,500円で済みました。

子どもには子ども医療証がありますが、 大人も助けてもらえる制度があるという安心感は、
自分が入院して初めて感じました。有り難かったです。

今シングルマザーで一定の所得までの方は、利用されているんじゃないか?と思いますが、
これからシングルの道を考えている方や、 シングルになりたての方に、
「もしもの時、知っているだけで救われる制度」として、 まとめてみたいと思います。


ひとり親家庭等医療費助成制度とは?

母子家庭・父子家庭、また父母のいないお子さんの 健康の保持と福祉の向上を目的とした医療費助成制度です。

対象となる人

健康保険に加入している次の方が対象です。

  • 母子家庭の母および児童
  • 父子家庭の父および児童
  • 父母のない児童

※児童は18歳の誕生日前日以後、最初の3月31日までが対象です。
※父または母が重度障がい(障がい年金1級程度)の場合も含まれることがあります。

対象外となるケース

次に該当する場合は、助成の対象外となります。

  • 生活保護を受けている場合
  • 前年の所得が一定額以上の場合(※児童扶養手当の所得制限に準拠)
  • 婚姻届は出していなくても、事実婚とみなされる場合

児童扶養手当が一部支給の世帯でも、ひとり親医療証の対象になります。


助成される範囲

健康保険が適用される医療費の自己負担分について、 以下の金額を除いた部分が助成されます。

通院の場合

  • 1医療機関につき、月800円まで
  • 18歳年度末までは 月500円まで

入院の場合

  • 1日あたり500円(1か月7日まで)
  • 18歳年度末までは 自己負担なし

※薬局での自己負担はありません。
※入院中の食事代、差額ベッド代、健康診断など  健康保険がきかない費用は対象外です。


子ども医療証との関係について

お子さんの場合、「子ども医療証」があるので、自己負担額はどちらを使っても同じになります。
(実際、2種類をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、この場合は、ひとり親家庭等医療証が優先されます。)

この制度は、なんといっても親の医療費まで助成してくれるというところが有り難いところです。


申請手続きについて

この制度は、自動的に使えるものではなく申請が必要です。

主な必要書類

  • 健康保険の資格が確認できるもの
  • 戸籍謄本
  • 児童扶養手当証書、遺族基礎年金証書など
  • 所得証明書(転入などの場合)
  • その他、自治体が指定する書類

詳しくは、お住まいの市区町村の窓口で確認してください。


医療保険を見直してみるのもオススメ。

ひとり親家庭等医療費助成制度が使える間は、
入院しても自己負担は1日500円(※上限あり)と、とても軽く抑えられます。
さらに高額になった場合でも、高額療養費制度があるため、
実際の自己負担が想像以上に大きくならないケースがほとんどです。

そのため、
「もし病気になったらお金が心配」
「子どもに迷惑をかけたくない」
という理由だけで医療保険に入っている場合、
ひとり親医療証を使える期間は、毎月の保険料を見直して、思い切ってやめるという選択も十分ありだと思います。

保険は“安心”ではありますが、
保険会社の言葉や広告をすべて鵜呑みにする必要はありません。
公的制度が手厚い間は、大きな医療費がかかる可能性は意外と低いというのも知っておいてほしいです。


まとめ|自分の健康を守ることも、子どもを守ること

『お母さん』は、とにかく「自分のことは後回し」にしがちですよね。
私も、特にシングルマザーだし、自分が頑張らなくちゃ!と思いがちです。

でも、 自分が倒れてしまったら、結局困るのは子どもたち—— これは、日々の生活の中で私自身が強く実感していることです。

だからこそ、 「とにかく無理をしすぎないこと」 「体調の変化を我慢しないこと」 そして、使える制度はきちんと使うことがとても大切だと思っています。
この制度は、頑張りすぎなくていいための制度なのかもしれません。

医療費の心配が少し減るだけで、 病院に行くハードルもぐっと下がります。
『もしもの時に支えてくれる仕組みがある』と知っているだけで、心の余裕が生まれます。

子どもたちのためにも、 まずは自分の体と心を大切に。
私たち母親は、十分頑張ってる!自分を大事にしてあげましょう。

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