こんにちは、税理士ゼイコです。
「マイクロ法人を作ってみたいけど、何から始めればいいの?」そんな声をよく聞きます。
この記事では、完全初心者でもわかるマイクロ法人の作り方を、書類の準備から登記・届け出の流れまで、わかりやすく解説します。
実際に私もサポートしている内容をギュッと詰めて、シンプルに、無理なく、できる方法をお届けします。
🔰マイクロ法人ってなに?(おさらい)
まず、「マイクロ法人」とは、1人または少人数で設立し、節税や社会保険の最適化を目的とした法人のこと。
売上規模は小さくてもOK。要は「法人格」を活用して、個人より効率的に暮らす・働く仕組みです。
📌ステップ1:事前準備
法人を作る前に、ざっくり以下を決めておくとスムーズです。
- 会社名(例:〇〇合同会社など)
- 本店所在地(自宅でもOK)
- 目的(事業内容。幅広く書くのがコツ)
- 出資額(1円〜でOK)
- 役員構成(1人でもOK)
🧾ステップ2:書類作成と登記手続き
必要な書類(一部抜粋)
- 定款(会社のルール。合同会社なら紙でも電子でもOK)
- 設立登記申請書
- 印鑑届出書
- 払込証明書(資本金を入れた通帳コピーなど)
✅書類の作り方:自力?ツール?
👇自分で作る場合
法務省サイトに雛形があります。ただ、正直面倒です。初心者は定款のミスや目的文言の不備で登記NGになることも。
👑おすすめ:設立freee(PR)
設立freee(←アフィリエイトリンク)を使えば、質問に答えるだけで必要書類がすべて自動作成されます。
✔登記に強い司法書士にも連携できるオプションありで、初めての方には安心です。
🏢ステップ3:法務局で登記(or郵送)
書類が揃ったら、本店所在地の法務局へ提出します。
持参でも郵送でもOK。数日後に登記完了し、晴れてあなたも“社長”です!
🗂ステップ4:設立後にやること一覧
手続き | 提出先 | 備考 |
---|---|---|
税務署への届け出 | 税務署 | 青色申告承認申請書など。提出期限あり |
年金事務所 | 社会保険 | 加入要件確認(強制加入かどうか) |
都道府県税事務所 | 県民税・法人事業税 | |
銀行口座開設 | 銀行 | 登記簿謄本や印鑑証明が必要 |
💡ゼイコ的ワンポイント
- 「目的」は幅広く。「コンサルティング業、Web制作、物販など」複数書いてOK。
- 銀行口座はネットバンク(GMOあおぞら、住信SBIなど)だと開設が早く、個人事業主に人気。
- 住所公開が気になるなら、バーチャルオフィスも検討を。
✅結論:誰でもできる!ツールを使えばスムーズに
「会社設立=難しい」はもう昔の話。
設立freeeやGMO会社設立などの無料ツールを活用すれば、初期費用も抑えてスムーズに設立できます。
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